コロナ禍(CORONAVIRUS / COVID19 Crisis)で注目されるAIOps

2020年より始まったコロナ禍 (COVID-19 Crisis)という我々が今まで経験した事が無い事態により我々の生活は劇的に変化致しました。

2020年より始まったコロナ禍 (COVID-19 Crisis)という我々が今まで経験した事が無い事態により我々の生活は劇的に変化致しました。

特に以下の3点では大きな変化が起こりました。

  1.  勤務:出勤=>在宅勤務などのテレワーク
  2.  購買:店頭=>ネットショッピング / 支払い:現金=>キャッシュレス
  3.  飲食:店舗=>デリバリーサービス

 

これらの変化に伴い共通に必要とされたのがIT運営での改革でした。弊社ではコロナ禍で起きた変化への対応が急務となったお客様より多くの問い合わせを受け改革にご協力させて頂きました。

今回は幾つかの事例をご紹介させて頂きます。

勤務:

これまでの、出勤しての対面コミュニケーションより在宅での遠隔コミュニケーションへ移行し多くの企業で在宅作業、リモート会議が主流となりました。我々が関わるIT業務では特にシステム障害対策にて変化が起こりました。これまでの現場でシステムごとにモニタリングする形態より遠隔にて複数のシステムを一元統括監視する形態へ変化致しました。また、障害に関しては障害が発生してから問題を究明し対策を講じる形態より障害発生時には原因を特定し担当部門に自動通知し迅速に対処出来る一元統括管理へ変化致しました。更に障害発生を事前に偏差より予測、発生時には自動修復する自己保全対応をご検討されるお客様も増えてまいりました。

購買:

これまでの店頭購入よりネット通販サイトの利用が増加した事は昨年の米、及び、国内の大手ネット通販会社の売り上げを見れば一目瞭然です。コロナ禍で膨大に発注が増えたネット通販会社では発注に対する在庫数管理から配送状況をリアルタイムで把握する必要に迫られました。ある弊社顧客では別々のシステムにて行っていた受注、在庫、発送管理を一元統括管理化する事により商品の欠品発生、欠品商品の二重発注、余剰在庫発生に防止に成功致しました。

飲食:

飲食業界ではデリバリー、テイクアウトの増加が発生致しました。
これまで、店舗での営業のみだった飲食店も宅配サービス業者と提携しデリバリーサービスを始めテイクアウト商品の提供も始めました。
商品提供形態の変化によりネット注文、宅配サービス業者との提携、クーポン等の連携など多くの課題が発生致しました。このような課題は用途の異なるシステム連携に対応した一元統括管理で解決致しました。

コロナ禍が始まる前、弊社が提供するAIOps 製品は便利だけれども、まだ必要としていないというご感想を多く頂いておりました。

しかし、コロナ禍により生まれたニューノーマルと言われる新たな生活スタイルによりITシステムの一元統括可視管理はIT運営において必須条件となりました。

今回挙げたのは特にお問い合わせが多かった分野での事例となりますが我々はコロナ禍と言う、これまで体験した事の無い状況下にて上記分野以外の用途でも多くのご相談を受け、解決策をご提案させて頂いております。

ビトリア・テクノロジー株式会社
代表取締役社長
須藤 千速

AIOps 導入事例​

顧客が障害を認識する前に レジリエンシーの問題に対処する

お客様への影響を認識することで、リスク減らし ファームウェアのロールアウトを加速することに成功

ネットワーク変更による顧客影響の認識が CSPの運用を変えた

インフラの変更による 予期しないサービスの障害を予防

SD-WAN 環境における リアルタイムのキャパシティ監視と予測管理

SD-WAN環境における クローズドループアシュアランス