AIOpsの活用:監視ツールの効果を高める

現代のIT運用は、クラウド、オンプレ、コンテナ、仮想環境など、インフラ・プラットフォームも多岐にわたるため、5つ以上の監視ツールや分析ツールが使われることも少なくありません。それらの運用をおろそかにすると、「増え続けるアラートに悩まされることになる」もしくは「必要な問題がアラートされない」ことになるため、運用の管理者にとっては悩ましい状況です。

By Vitria KITTA

Zabbixなどの監視ツールの活用で、たくさんのリソースを効率よく監視することができます。アプリケーションのパフォーマンスモニタリング(APM)やマシンログ解析なども専用のツールが実行・分析してくれます。その一方で増え続けるフィルタリング設定やツールそのもの運用が複雑になってきています。

現代のIT運用は、クラウド、オンプレ、コンテナ、仮想環境など、インフラ・プラットフォームも多岐にわたるため、5つ以上の監視ツールや分析ツールが使われることも少なくありません。それらの運用をおろそかにすると、「増え続けるアラートに悩まされることになる」もしくは「必要な問題がアラートされない」ことになるため、担当者にとって、それらの運用の負担は悩みの種です。

IT運用の目指すべき道は、それらたくさんの監視・分析ツールを上手にやりくりすることではなく、そこから有効な情報を導き出すことです。

実際には、IT運用チームのメンバは、監視ツールや分析ツールから送られてくる情報に関連性があり、それらをうまく連携することで効率化や運用改善の可能性を感じています。ただ、複数レイヤーから送られてくる情報を、機械的に、かつ効果的に利用する具体的な手段を知らずにいます。

このような状況に対して、私達、ビトリア・テクノロジーが提案しているのが、AIOpsプラットフォームを活用した「よりスマートな監視」の実現です。

Vitria VIA AIOpsプラットフォームは、Zabbix等のインフラ、ネットワークの監視ツール、DatadogやAppdynamicsなどのAPM、xmattersやRemedyなどのITSMやインシデント管理ツールと連携し、複数のレイヤーから導き出した意味のある情報を利用者へ届けます。

Vitria AIOpsプラットフォームは現在の運用で使われている複数の監視ツールをそのまま活用します。そして様々なレイヤーの様々なデータを統合し、そこから本当にアクションが必要な情報を引き出します。

例えば、「説明可能なAI」から導き出されたインシデントは、必要な関係者に関連するイベントを知らせるとともに、「なぜそれがアラートとして報告されたのか」、「なぜインシデントレベルが引き上げられたのか?」という明確な理由も提示します。このような情報は、トラブルの原因分析にも活用することができます。

働き方の変化やITシステムの重要性が見直されている、現在の状況は監視やサービス運用にテコ入れをし、運用そのものを改善する絶好のタイミングです。すでに複数の監視ツールを導入していて、「期待していた効果がだせていない。」「もっと効率的な運用をしたい。」という方は、ぜひAIOpsプラットフォーム”VIA”を試してみてください。

VIAのトライアルのご要望は、お問い合わせフォームからお願いいたします。

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